猫や犬の引っ越し前後に気を付けてあげたい事
2017/01/21
引っ越しシーズン到来!
猫や犬にとって引っ越しはとても不安なものです。
なので、今回はそんな猫や犬の引っ越しに対する不安を少しでも軽減させてあげられる様に、引っ越しの際の注意点を挙げていきます。
ペットと一緒に引っ越しするのが初めての人にも役立つように、移動手段やペット郵送の専門業者についてもまとめてます。
では、行ってみましょう。
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【 猫 】引っ越しについて
一見すまし顔をしているかもしれませんが、内心は猫も引っ越しに対してかなりの不安を抱いています。
猫は内心を隠そうとするので、不安を感じていても平気そうな顔をします。
そこはまず飼い主さんがちゃんと把握してあげてください。
では、引っ越し前と引っ越し後で注意してあげてほしい点をまとめていきます。
引っ越し前の注意点
引っ越しの準備中や当日は人が慌ただしく動いていますよね。
猫は敏感な動物なので、慌ただしさにパニックになったり、引っ越し当日の人の出入りが激しい状況に大きなストレスを感じます。
パニックによる脱走防止や、ストレス軽減方法として、キャリーバックに入れたり、人の出入りが少ない部屋などに隔離しておくのが良いです。
その際には、退屈しない為におもちゃやトイレを一緒に置いてあげて下さい。
そして、飼い主さんも忙しいとは思いますが、出来るだけ声をかけて不安を軽減させてあげて下さい。
新居への移動時もキャリーケースなどに入れたままにして下さい。
車だと脱走の恐れは無いかもしれませんが、車内で猫がパニック状態になると、交通事故の可能性もあります。
移動に不安のある方は、ペット郵送の専門業者の利用も視野に入れて見て下さい。
引っ越し作業を見て、猫は「自分のテリトリーが壊された!」と感じます。
なので、使用済みのトイレの砂を捨てずに新居で使う事により、猫が「自分のテリトリーがある!」と安心する事が出来ます。
引っ越し後の対応
猫と一緒にいてあげる事です。
トイレの砂のにおいで落ち着く事も出来ますが、やはり一番はあなたが一緒にいてあげる事です。
時間をかけて新しい環境に慣れさせてあげて下さい。
あなたと一緒にいる事で落ち着いて来れば、猫本来の好奇心旺盛っぷりを発揮してくれる事でしょう。
【 犬 】引っ越しについて
犬もたいへん敏感で、引っ越しする事により自分のテリトリーが無くなったと感じます。
新居で今までとは違う匂いを感じたり、周囲の変化によって「自分のテリトリーが無くなった!」と大きな不安を感じます。
なので、少しでも不安を取り除いて上げる方法をまとめていきます。
引っ越し前の注意点
荷造りの順番として犬のおもちゃは、可能な限り最後に箱詰めするようにしてあげてください。
そして、「引っ越しの際に、犬用品などもついでに新調しよう」とお考えの方は、一度思い留まって下さい。
何故かというと、新居では今まで自分が嗅いでいた匂いを感じられない為、犬が「自分の物だ!」と匂いでわかるペット用品はそのまま使用してほしいからです。
そして飼い主さんが声をかけてあげて下さい。
「なんでもないよ~。大丈夫だよ~」と少しでも犬を安心させてあげて下さい。
引っ越し後の対応
可能な限り一緒にいてあげて下さい。
今までと全く異なる環境の中で、犬の感じる不安やストレスはとても大きなものです。
不安やストレスを感じる事で、今まで出来ていたトイレを失敗した、無駄吠えがひどくなったなどの話をよく聞きます。
それを少しでも軽減するために一緒にいる時間を増やしてあげて下さい。
以前使っていたおもちゃで一緒に遊んであげるのが良いですね。
だいたい1ヵ月ぐらいはソワソワしたりしますが、スキンシップを十分に取ってあげる事が犬を落ち着かせる最善の方法です。
住所変更登録の手続きを忘れずに!
犬を飼っている方は犬の登録変更手続きが必要になります。
引っ越し後の市区町村役場か、保健所で手続きが行えます。
その際に必要な物はこの3つです。
- 鑑札
- 狂犬病予防注射済書
- 印鑑
この登録変更は万が一、狂犬病が発生した時に迅速な対応が取れるようにとの理由で必要となりますので、忘れず行うようにしましょう!
ペット引っ越し時の移動方法について
- 自分の車で移動する
- 公共の交通機関を利用する
- 引っ越し業者に依頼する
- ペット専門業者に依頼する
主な移動方法はこの4種類になりますね。
それぞれをもう少し掘り下げてみます。
自分の車で移動する
ペットを様子を確認しながら、適当に休憩を挟みながら移動出来る為、こちらが1番のおすすめ方法ですね。
飼い主さんがそばにいる事でペットが感じるストレスも少ないです。
また引っ越しにかかる費用も発生しません。
電車やバスを利用する
こちらはペットを出した状態では利用出来ないので、専用のケース(クレートなど)を使用してください。
こちらも飼い主さんと一緒にいる為、安心感はあるでしょう。
ただ、電車に乗るのが初めての犬だったら吠えたりする恐れがありますので、長距離移動の前に、訓練もかねて短距離の移動を試してみる事をお勧めします。
引っ越し業者に依頼する
こちらはおすすめしません。
そもそも、ペットの移動を引き受けてくれる業者は少ないです。
更に引き受けてくれたとしても、荷物と一緒に荷台に積んでの移動となる為、ペットの体調にもよくありません。
ペット専用業者に依頼する
自分で運んだり、交通機関が利用できない場合は、ペット専門業者を利用する事をおすすめします。
ペットの事を想った移動や、その実績で飼い主さんも安心して任せられると思いますよ。
様々な会社がありますが、おすすめの一覧を下記に挙げておきますので是非参考にしてみて下さい。
湘南ペット ハイヤー |
エイチケイ | ワンダフル | わんにゃん ハイヤー |
ワンニャン キャブ |
|
---|---|---|---|---|---|
対応 地域 |
全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
輸送 方法 |
飛行機 or 自動車 |
飛行機 or 自動車 |
飛行機 or 自動車 |
飛行機 or 自動車 |
飛行機 or 自動車 |
料金 | ~20㎞ 5,000円 20~40kmまで 200円/km 以降20km刻みで 20円/1kmずつ 安くなる |
~10km 4,500円 11km~ 250円/1km |
~5km 2,000円 5km~ 200円/1km |
~2km 760円 2km~ 380円/1km |
北海道~那覇 73,500円 東京~大阪 39,900円 ※中型犬空輸の場合 |
飼い主 の 付添い |
○ | ○ | ○ | ○ | ペットタクシーのみ〇 |
長距離 割引 |
150km 以上で |
– | 100km 以上で |
50km 以上で |
– |
保険 保障 |
○ | ○ | 要確認 | 要確認 | ○ |
特徴 |
拘束せず郵送 途中で散歩など状態確認 |
旅行に対応 |
年間700件の郵送実績 2000年創業~無事故 |
– |
23年間無事故 動物園の動物も郵送 |
料金、特徴など色々ありますが、専門業者を利用する際は、あなたの条件に見合った会社を選ぶことをおすすめします。
最後に
いかがでしたか?
やはり引っ越しとなると人間だけでは無く、ペットも不安なものです。
そんな不安を少しでも和らげてあげられるのは、
やはり飼い主さんの愛情ですよね。
環境に慣れるまで、
あなたが出来る限り一緒にいてあげる事が、ペットにとって一番の不安予防になります。
また、これからペットを飼おうと考えている人の参考になるように、こちらの記事でおすすめのペットを紹介しています。
▶【一人暮らし必見!】ペットおすすめ10選。変わり種も!