【フェレット飼い方】お金はいくらぐらいかかるのか?
2017/01/25
フェレットを飼いたいけど、お金ってどれぐらいかかるのか?
飼う前にある程度は把握しておかないと、いけない事ですよね。
なので今回はフェレットを飼うにあたって、どれぐらいお金が必要なのかをまとめていきます。
内容は以下の通りです。
では、いってみましょう。
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フェレットの値段
フェレットを購入する時に必要なお金は、おおよそ20,000円~130,000円です。
なんでこんなに値段に差があるのかと言うと、ファームと毛色の違い、希少種かどうかが関係してきます。
ただ、病気になりにくいとか、長生きするとかファームによって大きな違いがあるわけではありません。
また、毛色にしても人気があるかどうかによるところが多いようです。
そして、極端にフェレット本体の値段が安い場合は、去勢・避妊手術が完了していない可能性がありますので、購入前に確認をしましょう。
飼育用品の値段
フェレットを迎え入れる前に最低限用意するべき物と、それに掛かるお金の一覧です。
最初に一式揃えたとしても、フェレットを迎え入れた後に、アレもコレも欲しくなる可能性があるので、その時は別途お金がかかると思ってくださいね。
値段 |
備考 |
|
---|---|---|
ケージ |
5,000円~20,000円 |
フェレット専用を使用して下さい。 それ以外で床が網目の物は、脱走や怪我の危険があります。 |
トイレ | 1,000円 | フェレットの中にはトイレをひっくり返す子もいるので、 ケージに固定するタイプがおすすめです。 |
トイレの砂 | 1000円 | ペットシートでも可能ですが、食べてしまわない様に注意して下さい。 |
フード皿 | 1,000円 | ひっくり返さない様に、固定するタイプか、 重さのあるものがおすすめです。 |
フード | 2,000円 | 種類が多く販売されていたり生産が終わったり。 フェレットに合ったものを選びましょう。 |
給水ボトル | 1,000円 | お皿型容器の物はひっくり返す事があるので、 ボトルタイプがおすすめですね。 |
ハンモック | 1,000円~3,000円 | 最近では手作りも流行ってます。 怪我をしない様に注意してあげて下さい。 季節ごとに合った、通気性や保温性の素材を選びましょう。 |
おもちゃ | 500円 | 遊ぶ事が大好きですが、飽きる事もあるので、 適度に違うおもちゃをあげましょう。 誤飲しない様に大きさには注意して下さい。 |
おやつ | 500円 | ご褒美用としてあげるのが良いでしょう。 あげ過ぎには注意が必要です。 |
ハーネス・リード | 2,000円 | 首輪だとすり抜ける恐れがあるので、 大きさの調整可能なハーネスがおすすめです。 |
キャリーバッグ | 5,000円~10,000円 | 通院など移動時の為にあったほうが良いですね。 ハンモックを付けられる大きめの物がおすすめです。 |
体重計 | 1,000円 | 健康管理の為に必要です。 キッチン用品でも代用出来ます。 |
必要最低限の物を揃えたとして、おおよそ20,000円~ほどのお金がかかります。
ものによっては値段が大きく違ったりする事があるので、そこはフェレットに合ったものを選んであげましょう。
生活費用
フェレットと生活していく上で、月々お金がいくらかかるのか覚えておきましょう。
フード
フェレットのフードは月々2,000円ほどかかります。
種類によって値段は変わってきますが、フェレットに合ったものを選んであげるのが一番です。
トイレの砂・ペットシート
月々1,000円かかるか、かからないかぐらいですね。
トイレの砂、ペットシート共に誤飲には注意して下さい。
砂だと粒の大きなものもありますので、そちらがおすすめです。
電気代
フェレットの飼育に最適な環境は、温度は15~22℃、湿度は40~65%です。
それを維持する為に、夏と冬はエアコンは欠かせないと思います。
電気代がえぐい事になる!?
と思われるかもしれませんが、最近は省エネのものも多く発売されているので想像しているよりは電気代はかからないと思います。
24時間フル稼働で月々10,000円いくか、いかないかぐらいだと思います。
また、電源をこまめに入れたり切ったりする方が、24時間動かし続けるより電気代がかかるそうです。
フェレットにかかる医療費
フェレットは4歳以上で病気になりやすいと言われています。
なので、フェレットを飼う上で一番お金がかかるのが病院代になります。
フェレットに健康でいてもらうのが、一番お金のかからない方法と言えるし、その為にも病気の予防や定期的な健康診断が必要です。
ここでは病気予防や健康診断にお金がどれぐらい必要なのかお話ししていくので、飼う前に把握しておきましょう。
フィラリア予防
犬の病気として有名なフィラリアですが、蚊が発生する地域ではフェレットにも感染する恐れがあります。
1か月に1回薬を服用し予防しましょう。
体重により費用は多少変わりますが、月々500円~1,000円ほどです。
ジステンバーワクチン
生まれて1年以内のうちは2回か3回、それ以降は年に1回ワクチン接種を行います。
こちらもワクチンの種類や打つ量によって多少値段は変わってきますが、1回5,000円~10,000円ほどです。
健康診断
フェレットは病気にかかりやすいと言われている事もあり、
年に1回の定期的な健康診断を受ける事をおすすめします。
定期的に診断を受ける事で、正常時と異常時の違いが分かり易く、どんな病気か調べるのに役立ちます。
主な診断内容は…
- 体重測定
- 血液検査
- 触診
- 耳ダニ
などになります。
健康診断にかかる費用は1回5,000円~10,000円です。
手術など
フェレットは腫瘍や癌が出来やすい動物と言われています。
また元気に遊びまわるので、怪我をする事もあります。
怪我や病気になってしまい手術が必要になると、かかる費用がおおよそ50,000円以上と言われています。
また、副腎腫瘍というフェレットがよくかかると言われている病気があるのですが、こちらの手術代はなんと200,000円前後かかると言われているのです。
手術前と手術後にも通院の必要があるので実際は「手術代20万円+通院費(治療費)」かかるという事です。
そして、今現在、日本で売られているフェレットは基本的に去勢・避妊手術を受けているのですが、まれに受けていない子もいるようです。
去勢・避妊手術を受けていない場合は、本来手術時に一緒に取り除かれる、匂いの原因でもある臭腺が残っているのでフェレットの匂いがかなりキツイです。
またメスは避妊手術をせず交尾をさせない事で、ホルモン異常を起こし最悪の場合は死に至ります。
繁殖を考えていない飼い主さんは、去勢・避妊手術は必要で、その手術台が40,000円~70,000円ほどかかります。
この様に、フェレットの医療費は結構な額のお金が必要です。
なのでペット保険に加入するか、フェレットの医療費として月々いくらか貯金をする事をおすすめします。
ただ、ペット保険の場合は、加入条件が5歳未満と指定されている保険会社もあるので、よく確認してください。
最後に
いかがでしたか?
フェレットを飼うにあたって、一番のネックはやはり病院代ですね。
病気などになった際に慌てるのではなく、
その時にいくらぐらいお金が必要になるのかを事前に把握しておきましょう。
またフェレットを初めて飼う人は、その特徴なども飼う前に把握しておきましょう。
こちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
▶【フェレット飼い方】初めての人が知っておくべき5ヶ条