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【フェレット値段】相場と差がある理由。安い時の注意点?

      2017/05/21

この記事は約6分で読めます。

フェレット 値段 画像
フェレットの値段って実はピンキリだと知っていましたか?

愛くるしい表情で人気の【 フェレット 】ですが、どうして値段に差があるのか知りたくないですが?

そんなあなたの為に、今回はフェレットの値段についてのアレコレを載せていこうと思います。

今回の内容は以下の通りです。

  • フェレットの値段相場について
  • 値段に差があるのはなぜか?
  • 値段が安い時の注意点
  • 種類ごとの値段と特徴

値段だけで選ぶという事は少ないと思いますが、知らないと飼ってから後悔する事もあります。

これからフェレットを迎え入れようとしている人は、特徴なども参考に自分に合った子を探しましょう。

では、いってみましょう。

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フェレットの値段相場について

フェレットの生体値段は、おおよそ20,000円~130,000円です。

見てもらったらわかるとおり、値段に大きな差がありますよね。

それについては、順を追ってこの記事内で説明していきます。

ただ、初めに覚えておいてほしい事は、値段だけを購入時の判断材料にしてほしくないと言う事です。

  • 値段が高い=良い
  • 値段が安い=悪い

と言うわけでは無いのです。

最後まで読んで頂ければそのその意味が分かり、『あ~そういう事か』と納得していただけると思います。

値段に差があるのはなぜか?

では、なぜフェレットの値段に安い、高いと言った差があるのかを説明していきます。


主な理由は2つ。


近年人気が出てきたフェレットではありますが、日本で販売されているのはだいたいが、海外で繁殖させ輸出されてきたものになります。

で、その繁殖する場所の事を【 ファーム 】と言うのですが、まずこのファーム毎に値段相場の設定が違います。

これが1つ目の理由です。

ただ、値段が安いファームの個体が飼いにくいかと言うとそうではなく、初心者向けの個体でも比較的お手頃価格の子もいます。

また、値段が高いフェレットの中には野性味が強く、フォレット本来の姿に近い個体も大勢います。


そして2つ目の理由はカラー(毛の色)です。

フェレットのカラーの種類は豊富ですが、滅多に輸入されないカラーもあります。

ようは希少価値と言う事で、珍しいカラーの個体は値段が高くなります。


フェレット 値段 画像

ちなみにこの子はめちゃくちゃ珍しく、値段も高額になっちゃいます。

確かに、可愛いですけどね(^^;


と、このような2つの理由から値段の相場に差が発生しているんですね。

ただ、値段の安い高いで、個体の良し悪しが決まっている訳ではないので、自分に合った子を選ぶのが一番です。

値段が安い時の注意点

値段が安い=悪いではないと、ここまで言ってきたのですが、1つだけ注意点があるので覚えておいてください。

種類ごとに基本的な値段相場があるのですが、それよりも極端に安い値段で販売されている事があります。


もともとフェレットは繁殖が難しい動物と言われていて、日本にいる個体はファーム(海外)からの輸入がほとんどです。

輸入された時点で基本的には去勢・避妊手術は行われていて、一般家庭で繁殖させる事はほぼ無いと言っていいでしょう。

しかし、まれに手術を受けていない個体が販売されている事があり、その様な個体は値段が安いです。

安いからと飛び付くと危険なので、手術を受けていない時の3つのデメリットを覚えておきましょう。


まず1つ目ですが、フェレットには臭腺と言う匂いを発する(厳密には匂いを発する液体を作る)器官があります。

去勢・避妊手術の際にこの臭腺を一緒に取ることになるのですが、手術を受けていないと臭腺はそのまま残ります。

つまり…

臭い!

かなりの匂いを発します。


そして2つ目はメスの事になるのですが、発情している状態で放置し、交尾をさせないと死んでしまいます

交尾をさせないと発情期がずっと続き、ホルモンバランスが崩れてしまうのです。


3つ目は、噛み癖がひどくなったり、発情期になるとかなり狂暴化します。

一般的な飼い主さんでは対応できないほどらしいです。

それこそ飼い主さんが傷だらけになるほどの、狂暴っぷりみたいですね。


こんな感じでデメリットを挙げてみましたが、最近では手術を受けていないフェレットが、ショップで売られている事はほとんど無いようです。

でも、もし見かけたとしたら購入は控えましょう。

なんでも、手術を受けていないフェレットは、養殖者以外の人には対応が不可能と言われています。

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種類ごとの値段と特徴

種類ごとに性格や特徴は様々で、中にはフェレット初心者の方には飼育が難しいタイプの子もいます。

フェレットを飼うにあたり、見た目で選ぶのではなく、飼育可能かどうかも重要なポイントになってきます。

自分に合った子をぜひ見つけて下さい。

マーシャルフェレット

値段:40,000円~50,000円

性格:おとなしくて温厚

体重:800g~1,500g

体格:シュッとした顔と身体で小柄

特徴:日本で見かけるのが一番多い種類です。

おとなしい子が多いと評判で、幼少期に母親と一緒に居る期間を長くする事で、
噛み癖が少なくなってます。

初心者向け。

パスバレーフェレット

値段:30,000円~50,000円

性格:比較的おとなしい

体重:800g~1,500g

体格:マルっとした耳と顔に、マーシャルフェレットに比べしっかりとした体。

特徴:病気にかかりずらい個体が多いです。

赤ちゃんの時に若干の噛み癖はありますが、比較的おとなしい子が多く、初心者の人でも飼育は可能です。

マウンテンビューフェレット

値段:50,000円~70,000円

性格:おとなしい

体重:800g~1,500g

体格:マルっとした顔に、しっかりした身体つき

特徴:人懐っこく、噛み癖が少ないので、初心者の人にもおすすめですが、
最近は日本への流通が少ないです。

カラーなどは、マーシャルフェレットに似ています。

ルビーフェレット

値段:50,000円~70,000円

性格:個体差があるので、一概には言えません

体重:800g~1,500g

体格:マルっとした顔に、しっかりした身体つき

特徴:パスバレーフェレットを元に交配を繰り返してきた種類で、
性格など個体差が激しく、初心者の人には不向きです。

毛皮用動物の繁殖も行うファームの為、フェレットにも毛並みの良い個体が多いです。


日本への流通はかなり少ないです。

カナディアンフェレット

値段:50,000円~120,000円

性格:やんちゃ

体重:1,000g~1,500g

体格:マルっとした顔に、ムキっとした筋肉質

特徴:やんちゃで元気いっぱい、噛み癖が結構強いのでしっかりしたしつけが必要です。

初心者の人には不向きです。

日本での入手は難しく、値段も高いです。

ニュージーランドフェレット

値段:50,000円~80,000円

性格:マイペースでおっとり

体重:1,000g~2,000g

体格:マルっとした顔。ぽっちゃりした身体つき

特徴:パンダ模様のカラーの個体が多いです。

噛み癖が強く、しっかりしたしつけが必要です。

初心者の人には不向きです。

身体つきがぽっちゃりしていて、その触り心地から人気は高いです。

アンゴラフェレット

値段:90,000円~130,000円

性格:気性が荒い

体重:1,000g~2,000g

体格:ムキっとした筋肉質

特徴:気性が荒く、噛み癖も強いので初心者の人には不向きです。

被毛が特徴的で、長くてフワフワです。

数が少なく、値段は高いのですが、フェレット愛好家の間では人気が高いです。

その他

他にもいろいろファーム自体はあるのですが、
日本への流通が少ないのがほとんどで、情報も少ないです。

最後に

いかがでしたか?

フェレットの値段もピンキリだとわかってもらえましたか?

相場にしても、人気によって変動する事も少なくありません。

そして最後なのでもう一度言わせてもらうのですが…

  • 値段が安い=悪い
  • 値段が高い=良い

ではないという事を覚えておいてくださいね。

値段だけではなく、性格や特徴で自分に合った子を是非見つけて下さい。

また、フェレットの値段が分かったところで、
飼育していく上でかかる費用についても、覚えておく必要があります。

こちらの記事で、費用についてまとめているので、是非合わせてご覧ください。
【フェレット飼い方】お金はいくらぐらいかかるのか?

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