【ハムスターの共食い】理由や原因を知って防止対策を!
2017/04/28
こんなに可愛いハムスターが、
【共食い】するなんて…
驚愕の事実でした(((。・´ω`・。)))
初めて知った人も、
私と同じ衝撃を受けたはずです!
しかし見た目可愛くても、
ハムスターの共食いは、
野生の世界を生き抜く為の習性なのです。
とは言え飼育下のハムスターが、
共食いを始めたら…
なんて想像するとトラウマになってしまいます。
という訳で、
今回はハムスターの共食いについてまとめていきます。
内容は以下の通りです。
飼う前に知識を学べば、
ハムスターの共食いはある程度防止出来ます。
悲劇からハムスターを守りましょう!
では、いってみましょう。
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【ハムスターの共食い】理由と原因
ハムスターの共食いには、
ちゃんとした理由や原因が存在します。
共食いを予防する為にも、
まずはそちらを覚えておきましょう。
縄張り意識
ハムスターは、
縄張り意識がとても強い動物です。
自分の縄張りを守ろうとする…
その結果、共食いと言う悲劇が起きてしまうのです。
基本的に単独で生活する為、
1つのケージに複数入れて飼育すると、
ストレスがかかり、さらには、
自分の縄張りに侵入者がいれば戦ってでも守ろうとします。
戦いに負けそうなハムスターは、
逃げ出すわけです。
野生ならば…。
しかし飼育下の場合、
ケージの中から逃げ出せないので、
結果的に常に攻撃される事になります。
想像するだけでも、
恐怖ですよね!?
小さい体から想像出来ないかもしれませんが、
ハムスターって実は結構欲張りで、
縄張りを広く確保しようとする事を覚えておいてください。
母親の子食い
母親が生んだハムスターを、
食べてしまうという悲劇の共食いです。
一見、常軌を逸した行動ですが、
これにもちゃんとした理由が存在するのです。
飼い主さんが無知だと、
この共食いの危険性が上昇するので要注意ですよ!
ストレス
妊娠中や出産前後の母親は、
かなり神経質になっています。
人間への不信感や、慣れていない、
運動不足やかまい過ぎにより、
環境にストレスを抱いている場合…
『こんな環境じゃ子育てとか無理じゃろ!』
となり、子供を食べてしまいます。
また身の危険を感じても同様です。
食糧不足
ハムスターは一度に、
結構な数の子供を産みます。
そうなると、
栄養源、エネルギー源は多いに越したことはありませんよね?
しかし、食糧が不足していて、
このままじゃ子育てが難しいと、
母親が判断した場合、子供を栄養分として食べてしまうのです。
子供たちを全滅させるのではなく、
少しでも生存させようとする野生の本能ですね。
しかし飼育下での共食いは、
悲劇以外の何物でもありません…
臭い
飼い主さんが赤ちゃんに触り、
人間の臭いがついてしまった場合、
『なんやこいつ!人間の臭いするで!』
『ワシの子ちゃう!敵や!食ったれ!』
となってしまいます。
同じ臭いの集団の中に、
違う臭いのする生き物がいると、
敵と判断してしまうのです。
赤ちゃんハムスターは、
とても可愛く触りたくなるのもわかりますが、
これは命に関わる話です!
共食いの防止対策
ここまで共食いの理由や原因を、
お話ししてきました。
ここからは、
共食いの防止対策についてです。
縄張り争いからの共食い防止
これは単純明快、
複数匹飼う場合は別々のケージで飼いましょう。
同じ種類同士なら、
同居も可能と言われていますが、
それでも絶対ケンカしないという保証はありません。
ストレスの原因にもなるし、
共食いの危険性もあるので、
無理に同じケージで飼育する必要はないでしょう。
母親の子食い防止
ストレスを与えない
出産前後の母親は、
かなり神経質になっているのでストレスを与えないようにしましょう。
子育ての様子をのぞき込んだり、
じっと観察するだけでもストレスを与えています。
また母親が、
身の危険を感じる環境も良くないです。
大きな音を立てたり、
衝撃を与えたりしないように注意しましょう!
食糧は余るぐらいで良い
出産後の母親は、
普段より多くの餌を必要とします。
少しでも母親が物足りない、
と感じると共食いの危険があるので、
餌は余るぐらい与えるようにしましょう!
飲み水も、
いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきましょう。
そっと見守るだけ
出産して子供が大きくなるまで、
出来る限り接触しない様にしましょう。
赤ちゃんに触れ、
人間の臭いがつくと食べられてしまうし、
赤ちゃんに接触=危害を加えていると思い、
ストレスがたまるので何も良い事がありません。
子育て中は、
遠くからそっと見守るぐらいの気持ちでいましょう。
最後に
いかがでしたか?
100%共食いが無いと言えるのは、
ケージの中に一匹だけで飼育している場合です。
ハムスターの共食いは、
野生動物の名残でもあり、
確実に阻止出来ると断言は出来ません。
しかし、
飼い主さんが全く知識を持っていないか、
知識を持っているかで、
共食いの危険性は全然違ってきます。
ハムスターの習性を理解する事で、
大切な命を守ってあげましょう(^^)
そして、命を守る為には、
さらにこちらの記事が参考になりますよ。
▶【ハムスター寿命】ギネスや平均は?長生きのコツ5個紹介
ハムスターの飼い方について
こちらでまとめているので是非参考に!
▶【ハムスターの飼い方】初心者でもココを見ればバッチリ!