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【セキセイインコ病気】症状やサインを見流さない為には?

      2017/01/26

この記事は約5分で読めます。

セキセイインコ 病気
手乗りやおしゃべりで人気のあるセキセイインコですが、体が小さい分、早く死んでしまう事も多いようです。

「2~3年で死んでしまった」

と言う話をちょくちょく聞く事があります。

しかし、それはセキセイインコの病気に対する知識が不足していたからなんです。

今回は、セキセイインコの病気や症状、サインについてまとめていきます。

病気は早期発見がポイントで、
サインを見流さない為には、症状やサインを知っておく事が重要です。

内容は以下の通りです。

  • セキセイインコの病気は気付きにくい
  • 病気のサインを覚えよう
  • よくある病気と症状

これからセキセイインコを飼おうと考えている人には、とても重要な話です。

では、いってみましょう。

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セキセイインコの病気は気付きにくい

これはセキセイインコだけの話ではないですが、小動物(うさぎなども含む)の病気は気付きにくいと言われています。

では、それは何故なのか?

小動物は、自分の体が弱っていると知られる事が危険だと、本能で理解しているからです。

つまりは外敵から身を守る習性として、自分の体調を隠します

野生の名残ですね。

実際に病気になっていても、元気な振りをしたりします。

それで、病気に気付きにくいと言われている訳ですが、それでも何かしらの異常はわかるはずです。

本当に元気な状態もしっかりと把握し、
少しでもおかしいと感じる時は、病気、あるいは体調を崩している可能性があります。

日頃からしっかり観察する事が大切ですね。

また、病気や体調不良のサインを知らない事には、異常に気付けないので、引き続きご覧下さい。

病気のサインを覚えよう

セキセイインコは体調を隠すと言ってきましたが、それでも完全に隠せるものではありません。

飼い主さんが病気のサインをしっかりと覚える事で、異常に気付く事は十分可能です。

愛鳥を守る為にも大事な事なので、頑張って覚えていきましょう。

元気が無い

一緒にいる期間に左右されますが、
動物を飼っていると直観的に元気がないと感じる事があります。
(うちの愛犬の場合もたまに感じます)

いろんな病気の初期症状とも言われています。

他に病気のサインが出ていないか確認し、温度を27℃~30℃にして少し様子を見ましょう。

体(毛や羽)を膨らませ、動かない

寒がっているか、体力を温存している状態です。

いろんな病気の初期症状とも言われています。

温めてあげて様子を見ましょう。

ご飯をあまり食べない

一時的か体調を崩しているのか、把握する必要があります。

食べる量が明らかに少ない、食べない期間が長い場合は体力低下や病気に繋がるので、早急に病院で診てもらってください。

吐く、顔や頭の汚れ

嘔吐していたり、顔や頭が汚れている様なら病気を疑いましょう

また「吐き戻し」との違いも把握しておきましょう。

吐き戻し…オスの習性で発情期の求愛だったり、雛に餌をあげる為に食べた物を吐き出します。

病気などで吐く場合は頭を左右に振って、吐瀉物をまき散らす感じですが、吐き戻しの場合は頭を前後に振って、一か所に吐き出す様です。

フンの異常

フンの異常といっても様々で、色、形状がおかしい、含まれる水分の量が多い、血便などがあります。

様々な異常から病気の特定は、医者でもなければ難しいと思うので、病院で診てもらいましょう。

診察の際には、異常のあるフンも一緒に持って行きましょう。

咳、呼吸異常

咳をしたり、呼吸が荒い、呼吸音がおかしい時は要注意です。

様々な病気の可能性が高く、危険性のあるものもあるので病院で診てもらいましょう。

毛並みの乱れ、はげている

皮膚病や、自分で羽を引き抜いたりしていませんか?

ストレスが原因で、羽を引き抜いたり掻き毟ったりする事があります。

ストレス軽減には、一緒に遊んだり、話しかける事が有効です。

ただ、ストレス以外が原因の可能性もあるので、念のため病院で診てもらいましょう。

くちばしの異常

くちばしの質感がおかしくなったり、変形、変色、伸長などがあります。

危険な病気のサインでもあるので、少しでも異常を感じたら早急に病院へ行きましょう!

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よくある病気と症状

風邪

症状:鼻水、くしゃみ、羽を膨らませ動かない

風邪が悪化すると肺炎になり、
最悪の場合は死に至る事もあるので、風邪だと甘く見てはいけません。

体を温めてあげ、ハチミツを水で溶かしたものをあげるのも良いでしょう。

また、病院で風邪薬を処方してもらう事をおすすめします。

特に風邪にかかりやすい時期は、春や秋の昼夜で温度差がある季節です。

また、夏場にも抵抗力が落ちてくると簡単に風邪をひきます。

生活空間の温度差を、
出来る限り抑える事が予防としては大切です。

メガバクテリア症

症状:嘔吐、下痢、消化不良、体重減少

長期間感染すると胃炎から胃がんになり、手遅れになるので早期発見が鍵。

早期発見出来れば投薬で治療は可能ですが、
「昨日までは元気だったのに…」と言う声もよく聞きます。

この病気が発症すると、ご飯を食べていても体重が減少します。

見た目だけではわからな事も多いので、定期的に体重を測定するのが良いですね。

マイコプラズマ病

症状:鼻水、くしゃみ

他の感染症を起こしやすくなる易感染症になることもあるので、二次感染の危険がある病気です。

治療は抗生物質の投与で行います。

予防法としては、住居スペースを清潔に保つ、ストレスを溜めないようにしてあげる事が大切です。

鉛中毒症

症状:嘔吐、震え、痙攣、糞の色(濃い緑色)、体温低下

あまり馴染みが無いかもしれませんが、
鉛成分を摂取したことにより、中毒を起こす病気です。

治療が遅れると、数日で死亡する事もあります。

鉛成分は、
カーテンウェイト、中国製のおもちゃ、ステンドグラス枠、釣り用重り、ファスナーなどに含まれます。

セキセイインコは好奇心旺盛で、
いろんな物をかじったりするので、ケージから出す際は注意が必要です。

治療は解毒剤の注射が有効ですが、
そもそも鉛を摂取しない様にしておく事が一番大切です。

毛引き・自咬症

症状:毛を引き抜く、毛を噛み千切る

ストレス、感染症、アレルギー、寄生虫、皮膚炎、水浴びや日光浴不足など、様々な理由から発症し、場合によっては皮膚を傷つけてしまう事もあります。

原因が多種多様なので治療が難しいとされています。

症状が現れたらストレスがないか、
住居スペースは清潔かなど飼育環境を見直し、
動物病院で診察を受け、獣医師とよく相談しての原因追及が大切です。

疥癬(かいせん)症

症状:皮膚炎、かゆみ、くちばしや爪の変形・伸長

ダニが感染して発症する病気で、最悪の場合は衰弱死もあり得ます。

治療は駆除薬を飲むか、皮膚に投与する事で行います。

予防方法として、住居スペースを清潔に保ってあげる事が大切です。

最後に

いかがでしたか?

セキセイインコの様な小さな生き物は、
いかに飼い主さんが早期に異常を発見できるかがポイントになってきます。

正常な状態もしっかり把握して、
異常が見受けられたら、病院で診てもらうのが確実に守る事に繋がります。

定期的に健康診断を受けるのも早期発見の為には良いと思いますよ。

また、セキセイインコを飼うにあたり、
飼育に必要な物、最適な温度、季節ごとの注意も一緒に覚えておきましょう。
【セキセイインコ飼い方】飼育に適した温度と必要な物

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