【フェレット飼い方】初めての人が知っておくべき5ヶ条
2017/01/25
近年じわじわと飼う人が増えてきているフェレット。
とても可愛いらしい姿で人気がありますが、飼いやすいのでしょうか?
今回はフェレットの飼い方として、飼う前に知っておくべき事をまとめていきます。
内容は以下の通りです。
飼ってみたら想像と違った!
なんてことがないように、フェレットを初めて飼う人は、しっかりと事前にフェレットの事を知っておきましょう。
では、いってみましょう。
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好奇心旺盛で元気いっぱい
フェレットは好奇心が強い生き物で、人間に良く懐き、飼い主と一緒に遊ぶことをとても好みます。
そして、大人になった後でも、子供の様にはしゃいで元気に遊びます。
ペットとの触れ合いを求めている人には良いのではないでしょうか?
元気いっぱいに動き回るのが好きなので、運動不足はストレスに繋がってしまいます。
運動不足解消も兼ねて、1日1時間はケージから出して一緒に遊んであげましょう。
ケージから出した時の注意点として、フェレットは戸棚、電化製品の裏側などの狭い場所にも好んで入って行きます。
特に電化製品の裏側などに配線コードがむき出しだと、フェレットをかじってしまいます。
なので、その様な場所には入れない様に柵などを設置しましょう。
また、食べてしまう恐れのあるもの等は事前に対策をしておく必要があります。
▼とにかく走り回るフェレット(^^
フェレットの睡眠時間
フェレットは1日のうち20時間近く眠ります。
時間を気にせずいっぱい触れ合いたい人にとっては、少し不向きかもしれないですね。
しかし活動時間が短いフェレットですが、その分遊びだすと元気いっぱいに遊びまわります。
また、かまってアピールをしてきた時は、いっぱい遊んであげて下さい。
活動時間が短いので日中仕事をしている人や、一人暮らしの人にも飼いやすいペットと言えます。
飼育に最適な環境とは
フェレットの飼育に最適な環境は、温度は15~22℃、湿度は40~65%です。
フェレットは汗をかかないので、自分で体温調整が出来ません。
室温が28℃を越えると、熱中症になる危険があるので、24時間エアコンを起動する必要があります。
また、熱中症というと夏の間だけ気をつければ良いと思うかもしれませんが、実は冬にも発生したという事例があるそうです。
ケージを窓際に設置して、長時間、直射日光を浴びてしまうと、冬でも熱中症にかかる恐れがあるんですね。
なので、ケージの置場などは気温の変化が激しくない場所にし、温度や湿度には年中気を配る必要があります。
フェレットによくある病気
- 副腎腫瘍
- ノミ・ダニ
- ジステンバー
- フィラリア
フェレットは癌(がん)になりやすい動物と言われています。
いかに異常に早く気付けるかが治療のカギになってくるので、日頃からフェレットの事をよく観察しましょう。
ジステンバーやフィラリアは本来、犬の病気なのですがフェレットにも感染する事があります。
こちらは事前に動物病院で予防接種を受け、対策をしましょう。
また、フェレットを飼っていてこの予防接種を受けていない人って結構いるらしいです。
しかし、フェレットのような体の小さい動物は、ちょっとした事でも命の危険にさらされることがあります。
例えばフィラリアって寄生虫が体内(主に肺や心臓)に寄生する病気なのですが、フェレットの場合は1匹の寄生虫が発見されただけで死んでしまう可能性が高いんです。
ペットを守るのは飼い主さんの義務・・・と言うか、生き物を飼う上での責任だと思うので、病気の予防はしっかりしてあげましょう。
しつけについて
ペットを飼う上でしつけはやっぱり必要ですよね。
トイレのしつけや、フェレットは特に噛み癖があるのでそのしつけを行う必要があります。
そして大事なのは飼い主さんの根気です。
なかなか覚えてくれずイライラする事もあると思いますが、根気よく時間をかけて教えていきましょう。
フェレットは頭の良い生き物なので、飼い主さんが愛情を持ってしつける事でしっかりと覚えてくれるはずです。
▼芸達者すぎる話題のフェレット(^^
トイレのしつけ
日頃からフェレットの様子を観察していると、排泄しそうなタイミングが分かるようになってきます。
その様な時はトイレに誘導し、ちゃんと出来た時は褒めてあげましょう。
トイレの場所に、おしっこなどのにおいの付いたものを置いておくのも効果的です。
噛み癖の対策
フェレットはかなり鋭い歯を持っていて、甘噛みだけでも怪我をする可能性があります。
本気で噛まれると穴が開く事もあるとか…。
その様な事にならない様に、甘噛みの時点でしっかりしつけましょう。
甘噛みされた時や、噛んだら駄目な物を噛んでいるのを発見したら、その場ですぐに大きな声で叱って下さい。
大きな声で叱るのが一番簡単で効果的です。
そして、あとは日々の繰り返しですので、頑張ってあげて下さい。
体罰、ダメ!絶対!
ペットが問題行動を起こした時に、手をあげるという話を聞いた事がありますが、体罰は駄目です。
なぜ叩かれたのかフェレット自身が理解できず、人間に対して恐怖や不信を感じます。
こうなってしまうと、逆に飼い主さんの言う事を聞かなくなるという悪循環に陥ります。
なので、叱る時は大きな声で短く叱り、褒める時はしっかり褒めるというのがやはり、しつけの基本だと思います。
最後に
いかがでしたか。
初めてフェレットを飼おうと考えている人は、そもそもフェレットはどんな生き物なのかしっかり学びましょう。
そして、フェレットが初めてのペットになる人は、ペットを飼う事の責任などをしっかり理解しましょう。
ペットを飼う=命を飼う
責任と愛情をしっかり持って、ペットと楽しく過ごしてくださいね。
そして、フェレットを飼育する上でお金がどれぐらいかかるのかも、事前に把握しておきましょう。
こちらの記事でお金についてもまとめているので是非合わせてご覧ください。
▶【フェレット飼い方】お金はいくらぐらいかかるのか?
こちらの記事ではペットを飼う前に確認するべき事をまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。
▶犬などの、ペットを飼いたい人がまず確認するべき10か条