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【デグーの飼い方】季節の温度管理や快適に過ごす方法とは

      2016/09/01

この記事は約5分で読めます。

デグー 飼い方
人気が右肩上がりで、
徐々に知名度も出てきている【デグー】

鳴き声が歌っている様だったり、
知能が高く、芸を覚えたり、飼い主さんに懐いてくれたりするので人気が上がっています。

また、犬の様に散歩の必要が無く、
一人暮らしのペットとしてもデグーはおすすめですね(^^

さて、人気が出てきたデグーですが、
飼い方をしっかり覚えておかないと危険な事もあります。

ということで、今回はデグーの飼い方の中でも注意が必要な、温度管理についてまとめていきます。

同時に、快適に過ごす方法も載せていきます。

内容は以下の通りです。

  • 【デグーの飼い方】適正温度と湿度
  • 季節ごとの温度管理
  • ストレスを減らして快適に!

デグーに興味を持つ人が、増えてきていると最近感じているのですが、
飼う前にはしっかりと、飼い方などを調べて、万全の状態で迎え入れてあげて下さいね。

では、いってみましょう。

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【デグーの飼い方】適正温度と湿度

デグーを飼育する上で、
適温(快適に過ごせる温度)は20℃~25℃とされています。

そして、最低限、
夏場は28℃を超えない様に、
冬場は10℃以下にならない様に管理し、調整する必要があります。

デグーは極端に寒かったり、暑かったりするのが苦手な生き物です。

10℃以下じゃないから大丈夫、
28℃超えていないから大丈夫と判断するのでは無く、
この数字はあくまで目安として下さい。

あくまで大切な事は、
日頃から観察し、体調管理を行なってあげる事です。

また温度管理とは別に、湿度にも注意が必要で、
湿度が70%を超えてくると要注意です。

ケージには温湿度計を設置して管理する事をおすすめします。

デグーは表面上元気に見えても、
体の内部ではダメージを受けているケースがありますので、
日頃から観察し、いち早く異常に気付いてあげる事が重要です。

季節ごとの温度管理

デグーの飼い方で重要なのは温度管理です。

悲しい事ですが、
温度管理を怠った事で死んでしまった飼育下のデグーの話もよく聞きます。

季節ごとにまとめていくので、
しっかりと覚えて、デグーを快適に過ごさせてあげましょう。

過ごしやすい季節

ただし、朝晩は急に冷え込むことがあるので注意が必要。

ペット用ヒーターや保温電球を出しておいて、
急激な冷え込みに対して、対応できるようにしておきましょう。

また、保温性に優れたモコモコ素材の寝袋やハンモックを用意してあげるのも良いですね。

寝ている姿はめちゃ、可愛いです!

特に注意が必要な季節

デグーは寒さより暑さに弱い生き物で、
35℃以上の環境では熱死してしまいます。

湿度も高くなる季節なので、
温度・湿度の管理にはエアコンが必須です。

『エアコンを使わず、30℃ぐらいあるけど家のデグーは元気です!』

と言う話をたまに聞きますが、
デグーは表面上元気でも、体はダメージを受けている事がほとんどなので、注意してあげて下さい!

またエアコンを使用する時は、
デグーが低体温症になる恐れがあるので、
部屋を冷やし過ぎたり、デグーの体に直接風が当たらない様に注意が必要です。
(※低体温症は後述)

空気の循環目的で扇風機は有効ですが、
デグーは汗をかかない生き物なので、冷却目的では扇風機は無意味です。

長時間直射日光を浴びると、
熱中症を起こし、最悪の場合死んでしまう事もあるので、
ケージの置場所には注意しましょう。

昼間は過ごしやすいですが、
朝晩は徐々に冷え込みが激しくなってきます。

冷え込みに対応出来るよう、
防寒グッズは早いうちに準備しておきましょう。

また台風などで気候が安定せず、
気圧の変化によって体調を崩す子も結構いるので、
日々の観察はしっかり行うように心がけましょう。

比較的寒さに強いと言われていますが、
だからといって対策が必要ないという訳ではありません。

10℃以下になると、
低体温症になる事があるので、しっかりとした対策が必要です。

小動物用のヒーターや、
保温電球がおすすめですが、何点か注意点があります。

まずはヒーターなどのコードですが、デグーはカジカジ齧ります(^^;)

コードを齧られない様に設置していたのに、
いつの間にかデグーがコードを引っ張り出して齧っていた!

と言う事も少なくないので、
事故防止の為にも、コードにカバーを付ける、しっかり固定するなどの対策をして下さい。

また、ヒーターを設置する際は温度の上がり過ぎに注意して下さい。

ケージの全体が暑くなりすぎると、
デグーの逃げ場が無くなるので、部分的に温めるなどするようにしましょう。

低体温症について

症状:体が冷たい、動きが鈍い(ぐったり)、呼吸が少ない

原因:夏場のクーラーの風邪が直接当たっていた、寒い日に暖房器具を使用しなかった、隙間風などが直接当たっていた

応急処置:お湯につける、マッサージするなど

悲しい事に、
デグーの死亡原因のほとんどがこの低体温症なのです。

飼い主さんの少しの知識と、
注意さえしていれば簡単に防げる病気でもあります。

温度管理をしっかりする事で、
デグーは元気に長い時間あなたといてくれる事でしょう(^^)

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ストレスを減らして快適に!

デグーがいかに快適に過ごせるか?

ポイントとなってくるのはやはり、
過度にストレスを感じない様にしてあげる事ですね。

ストレスを感じない方法は…

  • いっぱい遊ぶ。
  • ケージは静かな場所に設置。
  • 生活環境は清潔にする。
  • ストレス解消グッズの設置。

と言ったところでしょう。

デグーは本来集団で生活する生き物なので、
一匹だけ飼っている場合は、遊んであげないと寂しがります

あまりに寂しいと、
ケージや自分の体を齧ったり、病気の原因になる事もあるので、
寂しさを感じない様に、一緒に遊んであげる事が大切ですね。

またデグーは聴覚、嗅覚がとても優れています。

つまり、大きな音や臭いがする場所はケージの設置場所としては不適切と言う事です。

テレビやドアの近く、台所など匂いがきつい場所もデグーにとってはストレスです。

また、ケージなどの清掃を行い、
エサや水を含めた生活環境を清潔にし、異臭などが発生しない様にしてあげましょう。

最後に、ケージ内にはストレスを発散出来る物を設置してあげましょう。

回し車や、かじり木がこれにあたります。

回し車は運動不足の解消にも最適ですし、
かじり木はデグーの習性でもある「齧る」欲求を満たすのに最適です。

デグーの立場になって、
どうすればストレスを減らせるかを考えてあげる事が、
快適な生活を送ってもらう為に、飼い主さんが出来る大切な事ですね。

最後に

いかがでしたか?

デグーの飼い方で大切な事は…

  • 温度管理をしっかりと!
  • ストレスを減らしてあげる

と言う事ですね。

ペットを飼うという事は、
いかにその生き物の事を考えてあげられるかが重要になってきます。

家族として迎え入れたのなら、
いかにお互いが幸せになれるのかが大切ですよね(^^)

お互いの幸せの為にも、デグーには長生きしてもらいましょう!
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